1ウナギのいるところで釣ろう そのポイント本当にあってる?

ウナギ釣るなら

うなぎを釣る為のポイント(場所)探し

ポイントと言いましたがここで言うポイントとは地図で言うポイント(場所)になります

うなぎを狙いたいのにいるのかいないのか解らない…どこで釣ったらいいかもわからない

ウナギを狙うならどこでやるべきか?

そんなお悩みにお応え致します

結論から言うとウナギがいる確率が高いのは海に繋がった川の下流になります。河口があるなら先ずは河口を攻めてみましょう

なぜ河口からかと言うと関や水門の数が多いほど上流域でのウナギの生息数は減ってしまいます

関も水門もなければ上流域であってもウナギは生息していますし特大のウナギを狙う為に上流でばかりウナギ釣りをするかたもいらっしゃいますが圧倒的に上級者向きなのでウナギを釣ってみたいなら先ずは下流域や河口をポイントにしましょう

あなたは本当にウナギがいる場所でウナギを釣っていますか?

ウナギ釣りで一番重要な事はウナギがいる場所に行かなければウナギが釣れるはずがないという事で下流や河口をお薦めしてみましたが当然『なぜ?』と思いますよね?

では説明いたします

どうしてウナギは上流域に比べると下流域や河口に多いのかを考えてみましょう

いる場所がわかればウナギを釣る事はそんなに難しいことではないからです

ウナギは海から遡上してきます。日本から遠く離れたマリアナ海溝という場所で産まれシラスウナギになり

海流に乗って近海迄たどり着きます

それから潮の流れに乗って河口付近迄来ます

その後河口付近でしばらく過ごし

ウナギが上流に向かい遡上しより大きくて立派な個体になるべく池や上流の良いエサ場に行き着くまで住みかを転々とします

そうして5年から10年ほど川や池で時を過ごし肌が銀色っぽくなった下りウナギとなったころに産卵の為にまたマリアナ海溝を目指しそこで産卵すると言われています

壮大な長旅なのでしょうねぇ

ではウナギは海から来てどこにならウナギが居着いているのか考えてみましょう

『そりゃエサ場でしょ?』

はい、そのとおりです

ですがそのエサ場に行き着けるか?が重要なんです

例えば、皆さんの地元の川の下流域に水門はあるでしょうか?ウナギは越えれそうですか?

越えれないかもしれない水門や関の先にある上流域にウナギはいるでしょうか?

つまり、下流域にウナギが越えられない水門と関があるかないのかが重要な事なのです

近年護岸工事などが見直されウナギ等が少しでも遡上出来るように関や水門が作り変えられたりしています

が…残念ながらまだまだ水門の横道には農業用水を溜める為にはめ込まれた木の板などによって遡上を阻まれているケースやそもそも遡上のことなど知ったこっちゃない水門や堰が結構あります

水門等がなければ200キロの内陸部でも生息しているウナギですが

河川に入ったばかりのシラスウナギが昇るのはかなり大変です、大きく育った成体では重さによって角度のキツイ水門をこえることはなかなかできずに土手や用水路から上流を目指し鳥やタヌキ等に襲われるケースも目撃しています

ウナギは大きな個体でも水から直角に這い出せるのは40センチ程度迄と言われています

滝や崖を越えている動画なども見たことはありますがやはり障害にはなるのです

水門の数とウナギの遡上について考えると

個人的には河口から下流域には上流域を目指して遡上したいウナギや遡上に失敗して居着いてしまうウナギが沢山いると考えています

結局どこで釣ったらいいの?

はいこれは一番上にてお応えしたようにとりあえずウナギ釣りになれるまでは河口ですね

馴れるまでは河口付近から第1第2水門か関ぐらい迄が一番釣りやすいかと思います

どのくらいのウナギが川を遡上してるの?

海から遡上するウナギの数は大体15%から17%と言われていますが

大きな水門などの上流は極端にウナギの数が減少します

河口のメリット

河口のメリットはウナギがとても多く比較的ボーズにはなりにくい

チヌ、ハゼ、スズキ、エイ、アナゴなどの外道が釣れても楽しめる

エサもドバミミズ以外に、青虫、アサリ、エビ、など簡単に手入るエサで釣れる

河口の海側などは水温の関係で年間通してウナギが釣れる(地域や水温差在り)

河口のデメリット

ドバミミズがすぐにダレて替えないといけないこと

青虫を買ったほうが良い(お金がかかる)

カキ殻で仕掛けが切れやすい事

潮の満ち引きの影響

ウナギの通り道が遠い場合飛距離を出さないと行けない

時合いタイミングに干潮で釣りにならない等、潮と時合いが噛み合わない

逆に潮が引いても河口で釣れるような深い場所なら行く価値は

十分に在る(ウナギは浅いとこにも居る)

川のメリット

上流ほど大きなウナギが釣れやすい

ドバミミズが長持ちする

河口に比べると引っ掛かりにくい

人が少ない

穴場で巨大ウナギと遭遇

潮の影響を受けない

昼もできる穴釣りが魅力的

川のデメリット

河口に比べるとウナギが少ない

食べない生き物がよく釣れる(よくない)

ウナギ以外の外道コイ、ナマズ、フナ、カニ、スッポン、ミドリガメ

クサガメ、ブラックバスなど

時合いを逃すと厳しい

散歩してる人が痛い視線をくれる

狙いのポイント

【ウナギ釣り】街中の用水路から天然ウナギがこんにちわ

古木の周り、石垣、大きな石の下、壁の割れ目や穴、消波ブロック、カーブで深くなった場所

きめの細かい砂の中、泥の中、パイプの中、橋の下、日陰の壁側、穴

色んな所に隠れているので狙えそうなら障害物の少し上流(50センチ位)から

仕掛けを落としてみてください

まとめ

河口も川も一長一短ですが私は比較的に河口から一つか二つ目ぐらい

の関や水門迄でよくウナギ釣りをしています

理由は青虫買ってたらお金がかかるから

と言う理由とウナギ釣り師は癖のある人が多いので(イメージ)

あまり人の居ないところで釣っています(笑)

参考になれば幸いです。

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